私には、20代の息子が2人います。
思春期の頃は、
2人でよく兄弟げんかしてましたが、
今は仲がいいです。
今回は、長男の話です。
同棲をすすめる
今、長男は彼女とアパートで同棲しているので、
家にはいません。
もうかれこれ1年以上、一緒に暮らしてます。
私は、結婚を考えるのであれば、
とりあえず一緒に暮らしてみることをすすめていました。
それは、
息子たちの友達に若くして離婚が多いこと、
子供が小さいうちに別れてしまっていること、
別れないにしても、
うまくいってない話をよく聞いているからです。
◆違う環境で育ってきた2人が、
一緒に生活することがどういうことか
わかってほしかったからです。
◆お金もどこにどんなふうにかかっていくのか、
自分たちの収入でやっていけるのか、
そのへんもわかってほしかったからです。
彼女と一緒にアパートを探し、契約して、
電気、ガス、水道の開設手続き等、
全部自分たちでやって勉強になったことでしょう。
必要な家電や家具などの購入で、
出費もあったでしょう。
人からもらったりもしてました。
最初は、一生懸命で楽しそうに見えてました。
長男にこれだけは言っておきました。
「お金が続かなくて、借金するくらいなら、
その時は同棲解消して、家に戻っていいからね。」と。
同棲を解消することに
この4月で、
彼女との同棲を解消することになりました。
長男は我が家に戻って来ます。
彼女は、今より安いアパートでの生活になるそうです。
お互い一度離れてみるようです。
私は、詳しくは聞きませんし、
長男のほうから話してきたことは受け入れています。
彼女につらい想いをさせていないでしょうか。
お金の面では、苦しそうでした。
家事分担もしていたようで、
大変そうでした。
こればっかりは、
何事もやってみないとわからなかったことで、
2人にとっていい経験だったと思います。
「また逢う日まで」を歌う長男
次男は、長男に誘われて、
彼女を含め3人で一緒にご飯を食べたり、
カラオケに行ったりしてました。
次男から、聞きました。
長男が、
毎回カラオケで「また逢う日まで」を歌うんだと。
気持ちよさそうに歌ってるそうです。
へーーーそれは知らなかった…。
今までは、
「あなた達って昭和の古い曲をよく歌うよね~」と、
笑い話にしてましたが、
今となると、
歌詞が長男の状況にぴったりすぎて
こちらがせつなくなるような…。
また逢う日まで逢える時まで
別れのそのわけは話したくない
なぜかさみしいだけ
なぜかむなしいだけ
たがいに傷つきすべてをなくすから
この曲って別れの歌ですが、
演歌のような酒…涙…耐える…愛憎…
というようなドロドロとしたものを感じません。
お互いがお互いを気遣う潔さを感じます。
こういう別れ方も、そうそうできないと思いますが。
尾崎紀世彦さんのあの太く甘い声と半端ない声量と、
素晴らしい歌唱力に”やられてる”ところがあります。
ふたりでドアをしめて
ふたりで名前消して
その時心は何かを話すだろう
傷つけあって別れていくふたりではなく…
憎しみや哀しみがあるんじゃない…
お互いが、
ドアの向こうにある淡い色の未来に向かって歩き出すような…
母は、勝手に妄想始めました(笑)
長男は、そこまで歌詞を考えて歌ってないと思いますが。
ということで、
長男は「また逢う日まで」の歌詞のように、
”ふたりでドアをしめる”こととなりました。
尾崎紀世彦さんで一筆(いっぴつ)
まだ息子たちが小さい時に、
柏崎市に泊まりに行った時です。
お店で夕ご飯を食べて、
夜の柏崎のアーケード街を歩いていた時です。
道路の向かい側を歩く男性3人がいました。
その一人が、尾崎紀世彦さんでした。
えーっ!そうだよね!と、
夫と話したことを覚えています。
あの声量でしたので、背が高いイメージでしたが、
小柄な方でした。
もう亡くなられていますが、
日本レコード大賞を受賞したこの曲は、
間違いなく名曲です♪
あれから50年ですが、
平成生まれの我が息子にも歌い継がれています♪
「また逢う日まで」
ラブラブでいくことは、むずかしい(>_<)