今、土地を探しています。
気になる場所を見に行ったついでに、
天気がいいので景色のいいところ…と、
出かけてきました。
信濃川大河津分水(おおこうづぶんすい)
燕市にある大河津分水周辺に来ました。
車を停めて、その辺散策。
ウォーキングされてる方や、犬の散歩の方がいます。
いい場所です。
川風が、まだ寒いです。
ここからは、もうすぐ海です。
海までのこの水路を大河津分水路といいます。
■大河津分水の役割■
信濃川はかつて度重なる水害によって、
越後平野に壊滅的な被害を与えてきました。
この被害をなくすためには、
増水した水が越後平野に入る前に一部を日本海へ流す必要があります。
そのために作られたのが大河津分水です。
大河津分水は越後平野を潤し、水害から守り続けています。
↓旧洗堰の上、歩いてみます。
川からの風が強いです。帽子が飛ばされそう!
↓こう見ると、なかなかの距離でした。
こちらは、登録有形文化財に登録されています。
カメラを持った男性は、近くまで行って撮っています。
私は、下に降りることはやめました^^;
河床を埋め立てて造られた芝生の広場になっています。
まだ、緑も全然ありません。
遊歩道があります。
東屋もあって、休憩できます。ベンチもいくつかあります。
↑確か、この先に川の中の魚を観察できるところがあったような…
と思って歩いて行きました。
ここは、歩くにしても走るにしてもいいコースです。
向うに見えるドアに「魚道観察室」と読めます。
ありました。魚見れるでしょうか⁉
よく読みもせず、ドアを開けようとしたら開きません。
4月~11月の9:00~16:00開放!
4月からでした(>_<)
信濃川を悠々と泳ぐ魚が観察できるそうです。
ギョッとする魚に出会えるかも⁉
これは、日を改めてまた来ることにします。
↓ここで、窓越しに水中の魚を観察できます。
↑これが今の洗堰で、
ここの洗堰と先ほどの巨大な可動堰によって、
信濃川への流量をコントロールしています。
↓信濃川です。最後新潟市まで流れて日本海へ。
川の水が流れる音を聞いてるのも心地いいです。
遠くの山を見たり、川の流れを見てるのもいい時間です。
ここは、桜もきれいに咲く場所です。
桜、まだですね。
つぼみは、ふくらんできています。
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ちょっと、資料館に入ってみます。 入館無料です。
先に入っていれば、情報がわかったのですが…失敗。
信濃川にまつわる、あらゆる情報を知ることができます。
そうです!桜がもうすぐ、このチラシの写真のようになります。
桜は、毎年見事です♪
土手沿いの道がずーーーっと桜の木ですから♪
資料館の中をゆっくり見てまわりました。
◆東洋一の大工事
標高100m近い山間部を、
約1.8㎞にわたって切り開いた工事は、
”東洋一の大工事”とも”東洋のパナマ運河”とも呼ばれました。
運び出された土は、10t積みダンプカーで、
地球を一周するほどの量でした。
◆「もし大河津分水がなかったら」という、
洪水氾濫シミュレーションを見ました。
洪水によって越後平野は水で覆われることになります。
◆年表を見ると、
工事反対で中止になったり、地すべりがおきたりと、
長い年月をかけての工事だったことがわかります。
◆昔、人力でやっていた頃の工事の模型です。
大河津分水の機能の維持をはかるため、
今も工事が続けられています。
ひと通り見て、 4階の展望室でひと休みします。
眺めがいいです。
春夏秋冬、朝昼晩、季節や時間帯によって、
さまざまな表情をのぞかせる大河津分水です。
「写真映えスポット」の宝庫!といわれてます。
どの景色を切り取っても、スケールは壮大です。
写真コンテストの入賞作品がたくさん飾られてました。
さて、帰ろうかなと一階にきたら、
これが目に留まりました。
通水石??
この石は、
大河津分水の川底にあった”コンクリートの一部”です。
100年前の大河津分水の通水には多くの苦労がありましたが、
「あきらめなければ願いは通じる」
という意味を込めています。
夢や願いをかなえるために努力を続けている人にこそ、
この石は力を与えてくれるはずです。
1回100円とあります。
コンクリート…みなさんの苦労…願いは通じる…
購入しました(^-^)
大学生や、若者のアイデアみたいですね(^-^)
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帰りは、海の方を通って行きました。
海の方は、風もなく暖かくて気持ち良かったので、
この木に腰かけて、 釣り人を眺めたりしてました。
隣には、もう動かない船が…
一緒に海を眺めてました。