いっぴつじ blog

日々のことをひつじが一筆かきます。

【小千谷駅】に錦鯉の地下道 ~近くにはあの崩落現場

天気が良かったので車で出かけました。

雪がなくなって走りやすいので、

ちょっと遠くまで来てみました。

 

小千谷駅前には錦鯉の地下道

小千谷(おぢや)市まで来ました。

 

小千谷に来ることはあっても、

この辺りは通り過ぎてた感じです。

観光案内のパンフレットでもと、寄ってみました。

 

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【小千谷駅】

この地域も、雪がすごかったと思いますが、

解けてきていますね。

 

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この絵から小千谷といったら、

小千谷ちぢみ、牛の角突き、錦鯉、片貝の花火が有名です。 

花火は、四尺玉が打ち上げられます。

近いうちに開催できることを願います。

 

錦鯉ーー!!

 

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錦鯉の地下道です。あーーんと口があいてます。

小千谷駅のシンボルですね。

錦鯉の口の中に吸い込まれるように、入ってみます。

 

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外から見て、錦鯉の体の模様の色がガラスになっています。

差し込む光がきれい✨

階段が緩やかで、歩きやすいです。

 

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通路はこんな感じです。

タイルで景色であったり、牛の角突きなどが描かれています。

 

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牛の角突き

 

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雪国ならではの「雪ん子」

 

駅前の商店街の方に出ました。

この駅前交差点に、地下道の錦鯉が全部で3匹います。

 

↓「ポケふた」ってなんですか?

 

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下を見ると、マンホールのふたがあります。

 

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ふたが【コイキング】

 

コイキング??

 

調べたら、

ポケットモンスターのプロデュース会社「ポケモン」(東京都港区)が、

地域の魅力を国内外に広める手伝いをしようと、

2018年から全国の自治体に寄贈している。

地域の特色に合ったポケモンを選び、

これまでに11都道府県で139枚のふたを贈った。

小千谷市には4枚が贈られ

JR小千谷駅前(東栄)と市役所(城内2)、

市総合体育館(桜町)、錦鯉の里(城内1)に設置された。

 

通常の赤色のほかに金色のコイキングを一緒に描いたタイプや、

背景に熱気球を配したデザインなど4枚すべてが異なる。

https://www.niigata-nippo.co.jp/

 

錦鯉を連想させるキャラで「コイキング」、

なるほど!

 

設置場所は、

「ポケモンGO(ゴー)」で道具が手に入る

「ポケストップ」になっているそうです。

 

 

錦鯉が3匹、

「小千谷駅」といったらこれ!ですね。

 

  

中越地震で奇跡の生還

2004年10月23日に、中越地震が起きました。

 

長岡市妙見町で、地震による土砂崩れで、

母子3人が乗った車1台が巻き込まれたのは、

覚えているでしょうか。

 

山肌が崩れ、県道をのみ込みました。

土砂や岩に押しつぶされた車の中で、

地震発生から92時間ぶりに、

当時2歳だった男の子が救出されました。

 

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http://www.landslide-niigata.org/

 

 

ヒュウミイちゃんの「塵壺 新報社」

https://ameblo.jp/

 

その道を通るたびに思い出します。

今は、「妙見メモリアルパーク」として、

土砂もそのままに残してあります。

 

 

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今は、山側は整備され、

県道は土砂が取り除かれ通行できます。

 

この場所を通りかかったので、車を止めました。

雪がすごくて、

先へは入って行けませんでした。

 

でも、どうしても近くに行って立ってみたかった。

 

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向うに見える岩は、あの時のままです。

あんな大きな岩を含む土砂に巻き込まれて、

生きてる気がしません。

 

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土砂は、信濃川に流れ込んでいます。

 

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今は、穏やかな風景です。正面は、信濃川です。

 

たまたま今回通ったので、地震のことを思い出すことができました。

男の子の救出された瞬間、日本中が歓喜し、

その直後、母親と姉の死によって落胆もしました。

私も、よく覚えています。

 

この妙見の崩落現場は、

被災者追悼の祈りの場、

そして、あの地震を忘れまいとする記憶の継承の場として

保存されています。

 

 

**  ** **

 

こういうことに触れると、

忘れかけてた地震のことを思い出したり、

救出された男の子のこと、

亡くなった母子の想いなど考えるきっかけになります。

 

今こうして生きてることに感謝して、

一生懸命に生きないといけないなと思うのでした。

 

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寝てるあなたを見てると、かなり癒されてます…(^-^)