障がい者グループホームの世話人
今まで建築関係、サービス業と、
いろいろな仕事をしてきました。
昨年3月に接客業の仕事を辞めてからは、
もう仕事は実家の母の店の手伝いのみでいいかな、
とも思っていました。
でも、前に記事で書きましたが、
仕事が向こうからやって来たので、
断らずにやってみることにしました。
今回は、今まで経験のない仕事です。
「障がい者グループホームの世話人」です。
利用者さんの日常生活面のサポートや支援を行っていく人を
「世話人」と言います。
世話人の場合は、
サービス管理責任者とは違い資格は必要なく、
無資格でも障がい者グループホームで働くことができます。
私は、未知の世界で全く知識がなく、
ここ最近は、
ブログで発信されてる方の記事を読んだり、
YouTube見たり、少し勉強してました。
仕事の内容
勤務時間は、
午後4時から次の日の朝9時までになります。
日中は、利用者さんが仕事に行かれてるので、
帰って来る頃の午後4時からの勤務になります。
■夕食・朝食の食事の提供業務
料理は、温めたり解凍したりと簡単なものです。
時々、手作りの日があります。チャーハン等。
ご飯は、朝夕毎回炊きます。
終わったら、食器洗いやテーブルの上拭いたりします。
次の日の朝食の準備や食材確認したりします。
■共用部分の清掃業務
リビング、トイレ、浴室、玄関などの掃除になります。
利用者さんも、できることはやっています。
できることを奪ったりしません。
■お薬の管理
ちゃんと決められた量を、毎回飲んでいるか、
忘れたからと言って、まとめて飲んでしまうことのないように、
気を付けないといけません。
飲んでいないのに飲んだと、
うそをつかれることもあるそうです。
■日報等の記入
朝夕の検温だったり、
利用者さんの食事の量や気になった様子を記入したりします。
利用者さんによっては、金銭管理も仕事の1つです。
■夜間の巡視
利用者さんは、夜9時に消灯です。
夜間に2回、
午後11時と午前4時に確認にいきます。
この間に休憩がありますので、
会社の資料をチェックしたり、
勉強したり、仮眠したりします。
** ** **
世話人の仕事は、家事全般ができたら問題ないですし、
したことなくても大丈夫だと思います。
男性も何人か、シフトに入られてます(^-^)
人生初の夜勤
人生で初めての夜勤を経験しました。
介護業界とはちがって、肉体的負担があまりありません。
今日は、私の初仕事ということで、
先輩の女性と私で、2人勤務でした。
いろいろと楽しく丁寧に教えて下さり、
今までの私の仕事での人間関係ではありえないほど
とても居心地のいい勤務時間になりました。
夜11時の巡視のあとは、
私達世話人もそれぞれの部屋で過ごします。
仮眠…あまりできませんでした。
夜に強風でうるさかったこともあります。
いろいろと、考えていたところもあります。
利用者さんは、2回トイレに起きていましたね。
その後に、やっと少しウトウトと眠れました。
50代の私が、夜間にこんな時間の使い方で、
体はどんなものだろうと思いましたが、
大丈夫でした。
夜勤明けの荒れる天候の中、
地吹雪の道を一時間近くかけて帰って来ました。
** ** **
サマリー( 要介護者などの情報をまとめたもの)っていうんですか、
利用者さんの情報書類に目を通したときに、
こういう方達に寄り添ってあげたいと純粋に思いました。