独学で、
自分のペースでピアノ弾いてます。
今日は、ピアノをいつもより練習します。
なんか最近弾けてないし、
1曲2曲弾いてやめてるし、
天気がいいと、すぐ外に出てしまうし。
最初に覚えて弾いた曲から始めます。
「ムーンリバー」は、
初級の楽譜で覚えたので弾けます。
「オネスティ」は好きなので弾けます。
ミスチルの「しるし」もなんとか。
ですが、後で覚えたほうのは手が止まって、
あれっ?と、何度も譜面見て確認して弾きます。
ここのところ、毎日弾いてなかったからですね。
今、弾くのは中級編が多いです。
今日は、いきものがかりのYELLでつまずいてました(>_<)
中学でのピアノ
古い話になります。
中学2年生の時の合唱コンクールで、
私のクラスではピアノを弾ける人がいませんでした。
今は、ピアノを弾ける子をクラスに割り振ってると聞きますが、
それだとなにも問題なくていいですよね。
私達の年代は、ピアノ弾けるなんて
そういませんでした。
合唱コンクール、
課題曲と自由曲とありました。
誰が弾くの⁉…と。
もちろん、立候補なんていません。
それでも、
習ったことある人でいったら、
私ともう一人の女子でした。
私は小1までのほんの1年くらいだし、
もう一人の彼女も小学校の時にちょっと習ったくらい。
でも、ここしかいません。
そうですよね、仕方ないです、やることに(>_<)
彼女が課題曲、私が自由曲を弾くことになります。
お互い、家にピアノもないしどうやって練習するのと。
2人で不安しかありません。
とりあえず、私は父の古いエレクトーンがあったし、
彼女もオルガンはあったみたいです。
音楽の先生に、このクラスの自由曲はこれだと決められ、
アリスの「今はもうだれも」になりました。
アリスは知ってても、この曲がよくわからずに始まりました。
ゆっくりな曲調なので、助かりましたが…。
ちなみに、
音楽の先生は30歳くらいの男性でした。
放課後、音楽室でピアノを貸してもらい特訓です。
こんなにピアノが弾けないクラス、
なかったんだと思います。
誰も、音楽室のピアノ待ちなんてありませんでしたから。
選ばれて弾くことになった人は、
家にピアノがあって、
楽譜見れば簡単に弾けたんでしょうね。
私の楽譜は、今思えば簡単な伴奏でした。
先生も簡単に弾けるような曲にしてくれたんだと思います。
課題曲の彼女は、よく弾いたなと感心します。
私も、なんとか弾けるようになり、
クラスのみんなと合わせ、
いざ本番です。
課題曲が無事に終わり、
いよいよ自由曲、私の番です。
♫ 今はもうだれも~ 愛したくないの~ ♫
みんなが上手くハモってくれてるのは覚えてます。
元気のいいクラスでまとまっていたのは、
こんな場面でも発揮できるんですね。
無事に弾き終わりました...
最後、ピアノのジャーン ジャーン ジャーンの礼を
私が弾いて終わるところ、
ジャーン ジャーン でみんなの頭を下げさせたまま、
あー終わった…と、安堵感だったんでしょうか、
次のジャーン忘れて...
男子に「おい、○○」と小声で言われ、
あっそうだと、遅れてジャーンと弾きました。
あのとき、それで合ってたのかどうかよく覚えてませんが…
会場が笑ってました(;^_^A
こんなでしたが、学年で最高の賞でした。
上手に歌ってくれたみんなに感謝です。
この出来事も、
今ピアノを弾いてることに繋がってるのかもしれません。
この、ちょっとの自信と達成感と感動が。
今も習ってはいないし、
人前で披露するためにピアノは弾いてませんが、
弾いてるとちょっと幸せな気分にはなります(^-^)
人生振り返ると、これに限らず、
とんでもない経験をさせられるものだなあと思います。