いっぴつじ blog

日々のことをひつじが一筆かきます。

【私も被害】続く苦しみ ~猫も交えて一筆(いっぴつ) 

人生で起きた経験の整理もしたいので、

我が家の猫でごまかしながら、

悔しい思いを書きたいと思います。

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只今14歳のシャム猫MIX 

 

新聞記事で反響280件

読売新聞が昨年9月から展開しているキャ ンペーン報道

「許すなわいせつ教員」があります。

 

5月2日、

これまで寄せられたメールや手紙、電話などで、

計約280件の反響が寄せられたという記事。

 

自身が教員からわいせつ行為を受けたという内容も多く、

いつまでも心の傷がいえず、

数十年たった今でも苦しんでいる方が多いそうです。

 

50歳代女性であったり、40歳代女性であったり、

いまだに小学生の頃の教員による胸やお尻を触られた

嫌な思い出を抱えたまま生きています。

 

50歳代の男性は、

「男性も被害に遭うと、声を大にして言いたい」

語ります。

 

この男性は、小5の時に、

男性教員に複数回呼び出され、

下着を脱がされて下半身を触られたり、

写真を撮られたりしたそうです。

 

そんな記事が、この日の新聞に書かれていて、

思い出してしまいました。

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書道教室

私は、

小学校低学年から小学校6年まで

書道教室に通っていました。

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当時地元では、

2件くらいしか書道教室がなくて、

私の通っていたところが生徒数が多かったと思います。

 

先生は、今思えば50歳前後の男性です。

 

週に2回、水曜日と日曜日に行きます。

水曜日は学校帰りに行くので、

生徒がたくさんいます。

 

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日曜日は、

自分の好きな時間に行きます。

何時から始まるとも決まっていませんでした。

 

小学校中学年の頃までは、

同い年のいとこと一緒に行ってました。

 

高学年になってからは、

ひとりで行くようになりました。

私は、小さい頃から朝は早起きです。

 

日曜日は、

やりたいことがたくさんあったので、

朝早く一番に書道教室に行ってました。

 

行くと、

教室になっている畳の和室では、

先生がまだ布団で寝てたりすることもありました。

 

奥さんに「ほら!」と起こされることもたびたび。

私は、そんなやりとりを見ながら、

習字の練習を始めます。

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小5の頃から…

ずっと続けてきた書道です。

先生の教えもあってか、

書初め大会では、特選を何度もいただきました。

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小学5年生になった頃から、

日曜日の朝一番に教室に入ると、

子供心ではよくわからないことを言われたり、

されたりするようになります。

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先生が布団に寝てると、

「ほら、○○もここ入れ。」と布団をめくってみたり、

「今日は何色のパンツ履いてんだ。」とか。

 

奥さんも、

「何言ってんの!早く起きなさい!」と、

言ってくれます。

 

まあまあ、高学年ともなれば、

いやだな…と思っても聞き流せました。

 

みんな、生徒は日曜日はゆっくり起きるのか、

全然来ません。

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ある日曜日、

私が行った時、先生は起きてました。

 

スカートめくられます。

これがあってから、スカートで行くことはやめました。

ある時、胸を触られます。

こればかりは、ふいにくるので、

避けられなかったことが何度かありました。

言葉もいやでした。

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私は、好きな習い事だったので、

続けたかった気持ちもありましたが、

もう無理でした。

 

今思うと、ホントに悔しい!!

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先生が、10年くらい前に亡くなってることもあり、

そしてなにより私だけじゃないと思えたこともあり、

今こうして書いています。

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次男にスリスリ

 

誰にも話せなかった

あの頃、私の両親も書道の先生と知り合いだったし、

両親の自営業のお客さんでもあったので、

親には言えませんでした。

そして、誰にも言えませんでした。

 

 

私は、

廊下で先生の息子さんのお嫁さんが

触られて嫌がっているのも見ています。

 

小さい頃のそれが、鮮明に強烈に残りすぎていて、

私の中で薄まらないんですね。

 

先生に対する怒りと、

悔しさが思い出されて自己嫌悪に陥ってしまったり…。

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心療内科のある先生は、言います。

自身の記憶の上書きをしてしまいましょう。

その嫌な記憶の上に、

新しい記憶を上書きして、

記憶を塗り替えてしまいましょう。

 

卑劣な行為に対して、

「やめてください!」

と大きな声で叫び、

男性の手を払いのける自分をイメージします。

 

嫌な思い出が浮かんできたら、

すぐに、きちんと「ノー」という自分の姿を

思い浮かべます。

 

嫌な思い出が浮かぶ度に、

何度も繰り返してください。 

自信をもって、堂々と「ノー!」という

自分の姿だけを思い浮かべます。 

 

それを続けていくうちに、

嫌な思い出は薄れていくと思う、と言われます。

 

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 

この歳になって、少しずつ忘れかけていても、

こういった事件をニュースで聞いたり見たりすると、

また奥底から思い出して不快な気分になっています。

 

経験しないことに越したことはないですが、

仕方ないです。

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今では、母親含め何人かに話せました。

今までは情報がなく、

なんで自分だけ…とずっと思っているだけでも、

長い間苦しかったです。

 

母は、私だけじゃなく、

他の子もやられてたんじゃないかと言います。

そうかもしれませんね。

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最後の言葉が見つかりません。

新聞記事の反響280件という方々と同様に、

私ももれずに数十年たった今でも悔しくて、

苦しくなることがあるということです。

 

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 

私は、小学5・6年の担任が男性の教員でした。

身体測定の時に、先生はすぐそばにいて、

ブルマのみ上半身裸という時代でしたが、

今じゃ考えられません。

 

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