今週のお題「鬼」
節分で鬼役の夫
長男が保育園の時です。
我が家は、その頃アパート暮らし。
その日は節分ということで、
仕事に出かける夫に、
「帰ってきたら、家に入る前に鬼のお面をつけて入ってきてね。」
と、お願いしました。
原因は、もう忘れましたが、
私と長男は夕方、ケンカしてました。
言い合いしてました。
そんなところに、鬼のお面で玄関から入ってきた夫。
私と息子は、鬼を見ても、それがどうしたって感じに、
言い合いしてた熱量は収まってなかったです。
俺はなんなんだ…??と立ってる夫を覚えてます。
いまだに言われてます(笑)
こっちは、鬼役やろうと勇んで入っていったのに、
そっちが鬼に見えたよ、でしょうね。
私の祖母
92歳で亡くなった私の祖母ですが、
町の人から『意地悪ばあさん』と言われてたみたいです。
よくありますよね、本人や身内の耳には入ってこない噂話。
噂話は、私にも入ってこなかったので知りませんでしたが、
母から聞かされました。
母は、結婚当日車でお迎えに来てくれた人に聞かされます。
「あそこの人はきっつい人だから、あんたも覚悟した方がいいよ。」と。
母は、亡くなった祖母の話をする時は、
「まー意地悪だったよね。」と、しみじみ話します。
お嫁に来て、朝「おはようございます。」と言った母に、
「あいさつする暇があったら、手動かせ!」
だそうです。
いやいや、朝から怒鳴られるって...
朝の挨拶って大事ですよね。たった何文字ですけど。
そして、自分が悪くても、絶対謝らない祖母。
口ぐせが、
「頭下げたくない者に、頭下げさせるんだかーー」
ですから。
そんな人います?自分が悪いのにですよ。
そんな自分勝手な都合のいい話、ダメです!
この祖母の教えに習って、父もそっくり言ってました。
「ダメだ―この2人」と、子どもながらに思ったものでした。
そんなこんなで、私は物心ついてから、
大人になれてない人っているんだなあと、
身近で祖母を見ていて思い始めてました。
私も、さんざん祖母からいやみを言われて育ちましたが、
そこは祖母の血筋も入ってるからでしょうか、
負けてなかったとこあります。
祖母が間違ってたら、そこは違うでしょと言ってました。
嫁として言えない母を守るためでもありました。
私は、やさしくも我慢強い母に助けられましたから。
** ** **
年老いてからの祖母は、
やっと、ご飯を運べば「ありがとう」、
なにかしてやれば「ありがとう」と言うようになりました。
母と、だんだん感謝の言葉が出てくるようになったねと、
あの頃話してました。
私の夫は、もう年老いてからの祖母しか見てないので、
「かわいいばあちゃんだった。」と言います。
いやいや、全然違うから、と心の中で思う私。
若い時の祖母は、鬼のようなエピソードだらけでした。
町でも有名だったと、
母の店に来るお客さんたちから今になって聞かされてます。
** ** **
私は、見た目ぽわーんとしてると言われますが、
本当のところどうなんでしょうね(^-^)
少しでも、そんな意地悪な血が薄くなるように、
やさしさを自分の中で増やそうと生きてます。
ちょっと一筆(いっぴつ)
地吹雪のすごかった朝に見た事故です。
パトカー3台来てました。
トラックと軽自動車でした。
右にはトラックが、
左の田んぼには軽自動車が落ちていて、
前はメチャクチャでした。
運転手さん大丈夫だったんでしょうか(>_<)
雪道は、凍ったりホワイトアウトだったり…
怖いです。
ちなみに、「雪」と「鬼」で検索するとなにかあるのかと見たら、
【雪鬼(ゆきおに)】雪の精が鬼の姿に化したもの。吹雪ですべてを吹き飛ばす。
とあります。
なんか、地吹雪も【雪鬼】みたいですね。