私はいつもなにかにぶち当たる
私は、今年の3月に仕事を辞めました。
接客の立ち仕事で股関節に負担がきてることもあり、
ご迷惑をおかけする前に辞めたほうがいいと思ってのことです。
でも、一番は人間関係に疲れてしまったことです。
上司が自分のイライラで私たちパートにあたるあたり、
いやでした。
夢でうなされて汗びっしょり、
なんてことも続いてましたし。
そんなこともあって、
人に会いたくないし、
とにかく穏やかで過ごしたい。
今も細々とやっている82歳の母の店は、
パートをしながらも合間に手伝っていましたので、
そこは今も継続中ですが。
店には、いろいろなお客さん来られるので、
相手になって話します。
高齢の方々は、穏やかな方が多いので助かります。
イライラしてる人に近づきたくないし、
怒鳴ったりする人は本当にいやです。
もう、流れで生きていこうと思ってみたり…。
今まで自分から動いて飛び込んで失敗してるようで。
私は、若い時からぶち当たっては、
乗り越えられず違う道へときてました。
ある社長に会うことになる
最近、母のつながりで、
ある社長さんのところにお茶飲みに行く約束を
母がしました。
私も一緒にと言います。
そういうの受けないで、と思います。
この流れを素直に受け入れられない私です。
もう、おとなしくしていたい私は、
新しくなにかとか、
私にはそんなパワーがないと思ってたのですが、
母は、チャンス！と言います。
いつも前向きであっぱれです。
*＊ *＊ *＊
私は、その社長さんとは、
何年か前に母の店でお会いしたことはありました。
約束の日に、母を連れて行きました。
和風の立派なお宅です。
中に入って、座敷の方へ案内されました。
素晴らしいものが所々に飾ってあります。
象牙の大きいものだったり、
掛け軸も幅の広い立派なものがかかっていたり、
どれもこれも高そうです。
ご夫婦は、共に７５歳です。
社長は奥さんを名前で呼んでいて、
「 素敵ですね、名前で呼ばれていて。」と言うと、
「昔っからだよ。」と。
「あなたは？」と聞かれ、
「はい、私も名前で呼んでます。」と。
そこから話は弾み、２時間近くいることに。
大物は大物とつながっている
いろんな写真を見せられましたが、
国会議員、知事、京都のお寺のすごい方、
相撲取り、歌手や俳優など、
すごい方々とつながっていました。
私がまさに座っているこの座敷で、
撮られた写真が多いです。
私は、
へーーとか、はぁーーすごいですね⁉と言ってました。
私の知らない世界です。
選挙になると続々といろんな方が訪ねてくるそうです。やっぱり。
大物は大物とつながっていて、
世の中動かしてますね。
母とあのつながりはすごいよねと。
でも、ここ数年の写真だったので、
昔からではないはず。
社長が自分の苦労話や苦い経験を、
包み隠さず話すところは上に立つ人としては、
さすがだなと思いました。
借金を抱えての始まりから、
ここまでのし上がったそうです。
社長になってお金持ちになると、
いわゆる大物さんが寄ってくるんですね。
私は小物
いろいろな素晴らしい話を聞いても、
うらやましいと思わなかった私は、小物です。
私は今までいい話があったにも関わらず、
違う方に向いてたような気がします。
その社長から、５年くらい前に、
仕事手伝ってくれないかと話があった時には
自信がなくて断ってました。
テクノスクール（職業訓練校）で、
AutoCADの講師をしてほしいと言われた時も断り、
建築関係の社長から手伝ってほしいと電話もらった時も断り、
いい話が向こうから来てるのにも関わらず断ってました。
そして、
わざわざ自分で違う方に行ってくじけてきました(>_<)
今思うと、私ってそうでした。
*＊ *＊ *＊
今、私の周りにはいやな人がいないし、
そんな人には近づかないし関わってないので、
これからは、流されて行くことのほうが、
いい方向なんじゃないかと思えてきてます。
今、世の中「風」の時代がどうの…って言ってますしね。
今まで流れにうまく乗れてないんです、私。
*＊ *＊ *＊
横で、母はその社長に「私が思うのはね」って、
上から話してたりします^^;
こちら、大物です。
