私は、息子が2人います。
保育園、小学校、中学校までが、
まあまあ大変でした。
次男 小2の時です
授業参観の日です。
小学校の玄関に来て、同じクラスのお母さんに会いました。
「久しぶり~」と話をしながら、
スリッパに履き替えて歩きます。
この時、学校は昼休みの時間でした。
玄関からホールに上がったら、
女性の先生がものすごい声で生徒を叱ってる声がします。
ホール中に響いてます。
私達は、「すごい声だねー」「あんなにおこられるのー」
と話しながら、階段を上がっていきます。
一緒に歩いていたお母さんは、身長が170㎝近くあります。
階段上がりながら、私より先にその先生と生徒が見えて、
「あなたのうちじゃん!!」
「えっ?うち?うそでしょう!!」
私も上がって行ったら見えました。
えーーー うち!!
うちの息子でした(>_<)
息子の担任がすごい顔で、
すごい声で怒っています。
一緒にいたお母さんに、
「ほら、いって先生とめさせたら。」
と言われましたが、
あまりのすごさに私はひるんでしまいました(>_<)
「毎日、先生に怒られる」と言っていた息子は、
こんなふうに毎日なのか…と私は恐ろしくなりました。
息子は泣きもせず、立ち尽くしてます。
先生は感情丸出しです。
もう、キーーーーッという感じです。
今日は、うちの子なにしたんだろうと
ドキドキしてました。
先生が立ち去って、私は息子のところに行き、
「大丈夫?」と聞くと、
「いつものことだから。」だそうです。
あの怒鳴られ方で、
よくいつものことだからって平然と言えるねー(>_<)と、
逆にビックリです。
いつものことだからと、
息子は右から左に流してたようです。
毎日になると、「またはじまったー」と
聞き流す術を身につけるんだそうです。
学校でそこまでなら、家では何も言えないな…
それこそ、家だけは居心地のいい場所にしないといけないなと、
思った私です。
この先生の時が、一番個人面談でも毎回かなり言われました。
小学1年と2年と2年間担任だったので、
わかります、先生も大変だったと思います。
申し訳ありません、と何回言ったでしょうか。
* * *
私の母は、
学校に一度もそんな言葉言われたこともないし、
先生に謝ったこともないと言います。
ですよね、私も兄も枠の中にちゃんとおさまってましたから、
ってことです。
ただ、私は学校でうまくやってただけです。
そこで、母にはこういうことは相談しても無駄だとわかります。
うちの長男も次男も枠外のことをやってくれました^^;
でも、私はそれが子供でしょ、子供らしさって思ってました。
でも、それは、違うんですね。
学校という中では。
次男は、だんだんと勢いがなくなっていきました。
先生も鬱になってしまうこともありますから、
なんともいえません。
私も、学校という枠の中で、
担任の先生ともやりにくかったです。
私は、頭を下げることには抵抗がなかったので、
(これも次男と同じく、私も慣れましたか…)
「すみません」というこの言葉は、
保育園、小学校、中学校何度も言いました。
最近、次男と話します
今、次男は成人してますが、
この頃の話をすることがあります。
我が家は、長男と夫が性格似てます。
そして、次男と私が性格似てます。
まず、次男と私は好奇心旺盛のいて座です。
縛られること嫌いで、素直にはい!と言えないところも
似てます。
そこが問題でしょうか(>_<)
それでも救いは、次男は高校でいい先生に出会い、
「やさしい子ですね」と言ってもらえますが、
それが、本人はまた苦しい。
小さい頃の前に出ていく性格は、
もう小さくなっています。
なんで、もっと強く言える子に育てなかったのかと
私が言われます。
小さい頃は強いと思っていましたが、
認められる回数が少ないせいか、
おとなしくなっていった気がします。
やさしく育っても、なにもいいことないんだそうです。
周りが、思ったことはすぐ口にする、
人を思いやる言葉ではなかったり、
みんな自分勝手。
息子は、やさしく育つと生きにくいと言います。
なんでしょうか、そんな世の中。
私は、人にはやさしくできたらと思って生きてますが、
確かに私も苦しい時あります。
やっぱり、
ひどい言葉をかけてくる人は
大人になってもいるんですよね。
でも、負けずにやさしい心は、
自分の中でもっと大きくしていきたいと
思っています。
どうも、私と息子は生きにくい世の中です。