いっぴつじ blog

日々のことをひつじが一筆かきます。

真夜中の音は、きっと父だと思う

私には、82歳の一人暮らしの母がいます。

細々と店をやっています。

昨日は、久しぶりに泊まることにしました。

私の父は、2年前に亡くなりました。

久しぶりに父なのか、音がする

だいたい夜10時くらいまで、

テレビ見ながら話したりして、

そろそろ寝ようかとなります。

 

母は、店から遠い奥の

自分の部屋のベッドで寝ます。

私は、店のほうに近い

仏壇のある仏間から廊下挟んだ部屋に

布団を敷いて寝ます。

 

私は、いつもすんなりは寝られず、

日付をまたいでしまうことが多いんです。

 

昨夜は、1時過ぎまで眠れませんでした。

風もなく雨も降っていなくて、

静かすぎるほどでした。

 

やっと、うとうとしかけたときに、

頭のほうの引き戸の辺りで、

バキッ!と音がしました。

エッ!と、起き上がりました。

 

ちょうど、

神棚のある和室に行くところの引き戸です。

 

また、父かなとは思いました。

 

そのあと、私の右の頭のほうで小さな音で、

カチッ カチッ と。

 

もう今に始まったことではないので、

私は、父だと思うようにしてます。

 

「教えてくれたの?

 今日、私泊っていくからね、おやすみ。」

と、心の中で言います。

 

2年前の葬儀後、実家で聞く真夜中の音

父の葬式が終わり、

お骨になってからのことです。

 

当分の間は、母も一人では淋しいだろうと、

私が夜実家で泊まることにしました。

 

夜寝ると、だいたい日付が変わって、

2時前後になります。

 

母はトイレに近い自分の部屋で、

私は仏間の廊下挟んだ部屋で寝ます。

 

最初の音は、

がターン ガラガラガラ と、

エッ!何かが落ちた!と思いました。

 

私、寝てなかったのでハッキリ聞こえました。

でも、なぜか見に行けなかったんです。

 

なんとなく、そういう現象なんだろうなあと

思ったからです。

 

トイレのほうだから、母がトイレに起きて、

何かを落とした、そういうことにしようと。

朝になって聞けばいいと、

そのまま寝ました。

 

朝になって母に聞きました。

「昨日トイレ起きたよね?」

「起きなかった。」

「何か落ちて転がったような音したよね?」

「わからなかった。」

 

私は、だいたい音からしてあの辺りと思って、

ソファのところに行きましたが、

なにも落ちていませんでした。

そっか...

 

次の日は、やはり夜中2時前後です。

私も、この頃いろいろ考えて

実家では眠れない日々でした。

 

今度は、

エッ!今、台所の引き戸開けたよね!

ゴトゴトゴト...

私、この音知ってるし。

 

だから、今日は母がトイレに起きて、

台所に行ったに違いないって思いました。

  

水でも飲みに行ったんでしょと、

思うことにしました。

 

朝になって聞きました。

「昨日はトイレに起きて、台所いったでしょ?」

「疲れたせいか、ぐっすり朝まで寝てた。」

「いやいや、だって、台所開けた音絶対したって。」と私。

 

でも、誰もそこに行ってないので、

もう父だな、としか考えられませんでした。

 

今思うと、父は現れてました

亡くなった日の夜、

次男が、夜リビングで横になって寝ていたら、

自分の頭のところに誰かが来た気配を感じたと、

その頃話してました。

 

霊感は皆無だった夫も、

不思議な体験をしました。

 

お骨になってから、

仏間でお寺さんがお経を読んでいたときのことです。

 

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まぶしい光が、左の上のほうから

ピーッと線のように自分の目の中に

入ってくるんだそうです。

 

光のほうを見ると、何もないのですが、

ん?なんだ?と思ってまた前を向くと、

また、まぶしい光が自分の目の中に

入ってくる感じなんだそうです。

 

その時、私達に、

「光見えたよね?」と夫が言うのですが、

私は残念ですが見えず、

一人だけ母も同じことを言いました。

 

この2人は見えていたようです。

 

49日までは、仏壇の辺りから音がしたり、

台所の引き戸の音は、

それからも2回はハッキリと聞きました。

 

もし、あの世からなにか言いたいときは

いつでもでてきて教えてねと、

手を合わせています。

 

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