車がコンビニでスタック
息子が、雪の中コンビニに買い物に行ってくる、
と出ていきました。
帰って来て、
「お父さん!牽引ロープある?」と。
「どうした?」
コンビニ行ったら、
駐車場でプリウスが動けないでいると言います。
除雪した雪のかたまりに乗り上げているらしい。
夫は、
「もう、だれか助けてるんじゃないか。」
「みんなで押してて大丈夫なんじゃないか。」と、
言ってましたが、
それでも息子はとりあえず行ってくると、
ジムニーでロープ持って行きました。
しばらく帰って来ませんでした。
人にがっかり
息子が帰って来て、話します。
息子が行ったら、まだ車は動けずにいて、
誰も助けてる人もいないし、
車の人に声をかけたそうです。
50~60代の父親と息子さんでした。
前にも後ろにも動けなかったそうです。
店の店員さんにもお願いしたみたいですが、
誰も来てくれてなくて…とのこと。
店員さんは、
レジで忙しかったこともあってでしょう。
** ** **
息子がロープで引っ張ることにして、
作業を始めます。
その時、若いカップルが駐車場に入ってきて、
息子に「もうちょっと車、前に出してもらえますか。」と
言います。
息子はカチン!
状況をわかってないのか他人事だと思ってるのか、
息子の手を止めさせます。
息子は、「状況わかったら、そう言わないだろ!」と、
心の中で腹が立ったそうです。
そうですよね、
関越道の立ち往生では助け合いの精神があったと
話してたばかりでしたから。
コンビニでは人が出入りしてたにも関わらず、
誰も手助けしてやろうという人がいなかったことに
がっかりしたそうです。
人助け
引っ張ってやって、
プリウスは無事に抜けられました。
さすが!四駆のジムニーだった!と言います。
息子は、清々しい気持ちで帰って来ました。
親子にすごく感謝されたんだと言って(^-^)
困っていたから、助けたかっただけ。
情けは人の為ならず
人に情けをかけるのは、その人の為になるばかりでなく、
やがては巡り巡って自分に返ってくる。
だから、人には親切にせよ、という教え。
息子の気持ちが、
巡り巡ってなにか幸せな方向に向かっていると
いいなと思います。
母も、見習って「人にはやさしく」でいきます(^-^)