いっぴつじ blog

日々のことをひつじが一筆かきます。

【3】と【8】で、怖い思いを...

今週のお題「怖い話」

 

在宅ワークで図面作成

私は30代の頃、子どもが小さかったこともあり、

在宅ワークしてた時期がありました。

 

某ハウスメーカーからの外注先として、

仕事をもらっていました。

 

Auto CADでの住宅用の図面作成してました。

 

私は、その会社の設計部の女性から依頼を受けると、

動くことになります。 

 

建築確認申請の書類も作成しますので、

役所に調べに行ったり、

現場に行ったりしてました。

 

その女性、

仕事が遅いのか、段取りが悪いのか、

私に対してのいじめなのかわかりませんが、

夜の9時にFAXを流してきて、

朝の9時までにお願いしますと言ってきます。

 

徹夜を何回もすることになりました (´;ω;`)ウゥゥ

まあ、仕事をいただく立場でしたので、

何も言えず、こなしていました。

 

図面がまちがってる⁉

多い時で、月に5件ほどの建築に携わっていました。

 

図面に関してのやりとりは、

その会社からは30㎞も離れていたので、

FAXと電話での確認でやり取りしていました。

 

図面のデータは、メールで送れるので、

在宅で問題ありませんでした。

 

そして、いつも通り、私の作成した図面通りに、

工事が始まります。

 

ある日、携帯にその会社から電話がかかってきました。

設計部の部長からです。男性です。

 

『○○様邸なんだけど、

図面の敷地が違ってて、現場で”基礎工事””をやってしまってから

おかしいことに気が付いて...

敷地の境界線から住宅との離れの寸法違うんだよね。』

 

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基礎工事をした…… えーーどうなるの…⁉ 

 

『それで、だれがどこで間違ったのか、知りたいんだよね。

  あなたが間違ったのなら、弁償してもらうことになりますし。』

   

犯人捜しです。 

もう私、サーーーッと血の気が引きました。

 

ちょっと冷静になって、数字に間違いはないはずだと思って、

「私のほうで確認して、折り返しすぐにご連絡します。」とだけ言って、

電話切りました。 

 

焦ります💦  なんでーーーー⁉

 

私は、1件ずつファイルにしてたので、

すぐに出して確認します。

 

FAXで見えてない数字や、あやしい数字、

疑問に思ったことは全て電話で確認していました。

日付と時間と話した内容をすべてメモしてあります。

 

”これでいったら、私は間違ってない”

 

設計部長に電話して話します。

『あーーそう。じゃあ、こっちでも確認してみるね。』と…

 

なんでしょう、

私じゃなくてガッカリしたように聞こえました。

まだ、ハッキリしたわけではないので、

ずっと落ち着かず心臓がバクバクしてたのを覚えています。

 

FAXのやりとりがまずかった 

 

設計部長から、電話がかかってきました。

 

『今回は、うちのほうのミスでした。

 うちのほうもFAXで敷地の寸法もらってて、

 すでにうちのほうで【3】【8】だと

 間違えて認識していて、そちらに伝えてました。』

 

そうなんです、

ある部分の数字を間違ってたんです。

 

怖いです。ほんとに怖かったです。

今思っても、怖かったです。

会社に属してないだけに、

万が一間違って個人負担...いくら...

怖いです。

 

思うこと

今、その仕事はやっていませんが、

あの頃はコピーのコピーがFAXできたりすると、

だんだん文字がぼやけてきてました。

 

ましてや、我が家のFAXは当時、

そんなに性能がいいものではなかったので、

数字は確認してからの作業じゃないとだめでした。

 

あのあと、基礎工事は当然最初からやり直しになりました。

あの設計部の女性は、しばらくしていなくなりました。

 

やりとりをすべてメモしていて、

ほんとに助かったと思った出来事でした。

 

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飲まないとやってられません!!って、感じでした。