いっぴつじ blog

日々のことをひつじが一筆かきます。

出雲崎町の【つるし雛かざり】 ~色鮮やかな空間

今週のお題「雛祭り」

  

今日は、桃の節句(ひな祭り)です。

先日出かけた時に、ひな祭り気分を味わえました。

 

つるし雛かざり

出雲崎町の「妻入り会館」に来てみました。

 

 ♪あなた 追って 出雲崎

 ♪悲しみの日本海     

(米国出身演歌歌手 ジェロ 「海雪」)

なつかしい曲です。夫が歌う。 

 

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【妻入り会館】

 

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前の通りは、「北國街道」になります。



 

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さっそく、「つるし雛」がお出迎えです。

これが「つるし雛」、かわいい!

 

 

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3月1日~4月18日まで開催

中に入ると、目に飛び込んできました。

わーーーー!!

 

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「つるし雛」

町内の方々などが作られた「つるし雛」が展示されてます。

 

この日は開催日前日で、案内人の方に、

「 まだ、飾りつけが途中ですが、どうぞ!」と言われ、

見学させてもらいます。

 

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さまざまなモチーフで作られています。

これは、じっくり見ていかなきゃ(^-^)

 

私は、息子二人ですので、

こういうものに触れてきませんでした。

なんだか、私ワクワクしてます。 

 

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ひな壇、立派ですね。

 

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いい顔してます。

 

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傘とは…いいアイデアですね。

 

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姉様人形⁉ 吊るされてると、少しドキッとしました^^; 

 

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奥にあった七段飾りです。お高そうですね。

顔がみんな違っていて、見てると楽しいです。

 

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幼い感じの顔つきです。


 

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三段飾り 

これくらいの大きさもいいですね。

 

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↑着物の生地で作られてるようです。

手作りだと思って見ると、素晴らしいです。

細かい作業です。 

 

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ひとつひとつ見てると余念がないです。

畳に腰を下ろして眺めていました。

近くに座っている私より年が上であろう女性が、

「私ね、去年もきたのよ。 すごいわねーーー」

「ほんとですよねーー」

 

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心穏やかになります(^-^)

 

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出雲崎町は「紙風船」が有名です。

 

紙風船のイラスト(おもちゃ)

新潟県出雲崎町は、

1919年(大正8年)に開始した

特産の紙風船制作が100年以上続いています。

海が荒れる冬場の漁業に変わる仕事、

また漁師の妻の手仕事として、

紙風船づくりが始まり、

貴重な冬場の収入源だったといわれます。

この紙風船づくりは、

出雲崎町の伝統的な産業へと育ち、

現在でも、国内生産量トップを誇っています。 

  

 

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私達のあとから、続々と入ってこられてます。

 

案内の男性が、感じのいい方でした。 

 

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写真は、昭和30年頃の、家並み。

 

通りに面して大棟が直角になっている「妻入り」という形式で、

海岸線に沿って約4kmも続いており、これは日本一の長さです。

 

江戸時代は、越後で一番人口密度が高かったそうです。

ここだけで、2万人が住んでいたと説明されました。

”2万人”って、すごいです。

 

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土間で長屋になっています。

↑右のガラスケースには、

下の写真のような古い時代のものが飾られています。

 

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↑一般的には、向かって左にお殿様が関東雛、

逆に右にお殿様が座っているのは京雛になります。

 

販売されている9割が、関東雛とされています。

 

 

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ジェロさん、来てます♪~♫

 

とても、穏やかないい時間を過ごせました(^-^)

 

**  ** **

 

ちなみに、私はこの人の顔が好きです(*^-^*)

 

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亡くなった私の父は、

「娘にはお金をかけたくない」という考えの人でしたので、

家で「桃の節句」でお祝い…したことがありません。

今は、こうやって出かけて楽しんでいます。