今週のお題「チョコレート」
中3の時の、苦い思い出を一筆(いっぴつ)。
告白される
中3の時、バスケ部の部長だった彼に告白されて、
私も好きだったので、付き合う⁉ことに。
あれは、修学旅行で、宿泊先のホテルでのこと。
夜の自由時間に、
私の部屋に彼が連れて来られ、みんながいなくなります。
「うまくやれよ」と周りが言います。
仲間の男子も女子も、私に知られないように、
仕組んでいました。
部屋に二人きり。
中学生の彼が言います。
「なんでこうなったかわかるよね...」
「えっ...うん」
「だから 好きなんだけど 」
と、聞こえたような聞こえないような、
なんか聞こえました。
それから、映画見に行ったり、公衆電話で話したり、
塾が一緒だったので帰り際に話したりしました。
クラスが違ったので、
すれ違いざまに廊下で誰にもわからないように手紙を渡したり、
ドキドキです♡
彼の母親から
中3の冬、
突然、彼のお母さんから電話がかかってきました。
私の母が出ました。
内容は、
「うちの子は、今受験で大事な時です。
万が一、まちがったことが起こっては困ります。
そちらでも、言ってもらえますか。」
でした。
私の母は、
「お互いが励まし合っていて、いいんじゃないですか。」
と言ってくれましたが、
聞く耳はもたなかったそうです。
母が言うには、
”私が渡した手紙はみんなあちらの母親が引き出し開けて見てる”
という言い方だったよと、教えてくれました。
それはそれで、私はショックでした(>_<)
その頃、彼の父親は”小学校の校長先生”、
母親は”小学校の教員”でした。
はい、言いたいこともわかります。
彼も親に強く言われたんでしょう、
私達は自然と離れるしかなかったです。
同じ高校に行くんだと思っていましたが、
彼はそれよりレベルが上の高校へと進学しました。
ということで、
私が、中学で初めてあげるはずのチョコレートは、
バレンタインデー前に砕け散ってしまいました。
夫は…
ちなみに、夫に聞いてみました。
「中学高校の時に、チョコもらった?」と。
中3の時、バレンタインデーの日に、
下駄箱に2個、チョコが入ってたそうです!
それも、手作りチョコが。
「食べてください」と書いてあるだけで、
名前がなかったので、
2人とも誰なのかわからなかったそうです。
夫は、中学で女子から告白されようが、
チョコをもらおうが、
進展も何もなかったとのこと。
「俺も子どもで、全然そういうのはどうしていいのか、
わからなかった。」と。
中学の時って、そういう感じが多いかも…ですね。